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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[123]

投稿日:2013年12月10日

シジミの産地、十三湖

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2008年12月13日

 太宰治の生家のある金木を出発。国道339号を北へ。金木から15キロほど走ると十三湖が見えてくる。国道339号沿いの今泉PAでアドレスを止め、十三湖を眺めた。
 十三湖は日本海岸の汽水湖で周囲は30キロほど。島根県の宍道湖や青森県の小川原湖と並ぶ日本有数のシジミの産地になっている。「津軽の母なる流れ」の岩木川が流れ込んでいる。
 中世には日本海沿岸の交易港「十三湊(とさみなと)」のあったところで、津軽の豪族、安東氏の拠点として栄えたが、その繁栄は長くはつづかなかった。
 今泉PAを拠点にして時計回りで十三湖を一周。国道339号→県道12号→県道189号→国道339号と走って十三湖を一周し、今泉PAに戻った。
 十三湖が日本海に流れ出る地点には十三湖大橋がかかっている。その下をくぐり抜けて、岩木川の河口まで行ってみた。十三湖大橋を渡った湖畔の集落には名物の「しじみラーメン」の店があるが、「ドライブイン和歌山」は元祖「しじみラーメン」の店だ。
 今泉PAからは国道339号で小泊へ。小泊の町並みを過ぎ、小泊ダムに通じる道との分岐点が冬期閉鎖地点になっていた。

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国道339号の今泉PA
国道339号から見る十三湖


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岩木川の河口
国道339号の小泊側の冬期閉鎖地点


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